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2017年モデル Ninja 650 ABS (EX650K)※欧州一般仕様
[Ninja 650 ABS]よりスポーティなスタイルに生まれ変わった2017年モデルが登場
軽量・コンパクトな並列2気筒エンジンを搭載し、ニンジャシリーズの中核を担う存在であるNinja 650。キャラクターとしては
ツーリングやスポーツ走行など幅広いシーンで高い走行性能を発揮するオールラウンダーといった位置付けのモデルである。
そのNinja 650の2017年モデルが、現在ドイツ・ケルンで行なわれているインターモト2016にて発表されている。
発表されたのは、欧州一般仕様のABSモデルで、2012年以来5年ぶりのフルモデルチェンジが施されている。大きな特徴
としてはもちろんその外観で、先代の丸みのある柔らかなイメージとは対照的に、ZX-10Rライクなスポーティで角張った
フォルムが与えられているところがポイントである。大振りだったシート部分は跳ね上がりを持たせコンパクトに変更されて
おり、また特徴的だった車体右側・シート下に鎮座していたリヤショックは、サイドカバーによって表からは見えにくくなった。
車体サイズについては、全長が55mm、全幅が30mm、全高が45mmそれぞれ短くなっており、数値的に見てもコンパクトとなって
いるほか、シート高も15mm下げられており、扱いやすさを重視した変更と言えるだろう。
エンジンについては水冷4ストローク並列2気筒4バルブ・649?という仕様は変わらず、ボア・ストロークについても変更なし。
スロットルボディは38mmから36mmに変更されており、デュアルスロットルバルブも搭載。低中速域の扱いやすさと俊敏なレス
ポンスは従来のままと推測できる。
またクラッチは昨今のモデルではほぼ採用傾向のある、アシスト&スリッパークラッチを新規で採用している。
アシスト&スリッパークラッチは、アシストカムとスリッパーカムの2種類のカムによって、クラッチプレートの圧着をアシスト
したり、過度なエンジンブレーキにより発生するバックトルクを逃がしてリヤタイヤのスリップを抑制するなど、ライダーの
疲労を低減させ、快適なライディングをサポートする機構だ。
フレームは先代のダブルパイプペリメターフレームから、独自の解析技術を元に開発されたトレリスフレーム(高張力鋼管)に
変更され、さらに新設計であるスイングアームとの組み合わせにより、車両重量の軽減(211kg→193kg)に大きく貢献。“スー
パースポーツ並の俊敏なハンドリングを実現”しているとのこと。
フロントまわりに話題を移すと、今回のモデルチェンジでインストゥルメントパネルも一新されており、アナログ式タコメー
ターをメインに、左側に各種インジケーター、そして右側にデジタル式ディスプレイ(ギヤポジションインジケーター付)が
配置されるレイアウトとなっている。ほかハンドルはパイプハンドルからセパレート風のハンドルとなり、角度も画像から判断
する限り若干垂れ気味となっている。
2016年10月 / 31 画像
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ライムグリーンXエボニー
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メタリックスパークブラック
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キャンディーバーントオレンジ
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パールブリザードホワイト
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